会社員であれフリーランスであれ、仕事をしていると様々な困難にぶつかるでしょうし、精神的なストレスもあるでしょう。常に安定した成果を仕事で出すためにはメンタルヘルスの状態が安定していることが必要です。
この精神的な健康状態のケアの基本は自分で自分をコントロールすることです。
会社員の場合は、メンタルヘルスのメンテナンスプログラムがあって会社がその点に気を使ってくれる場合も増えてきているようですが、フリーランスの場合はそういったことを自分以外に求めるのは難しいでしょう。そのため、自分のメンタルヘルスは自分でケアしていくことが必要になってきます。言い方を変えると、自分で自分の精神状態を管理できない人は、仕事をしているうちに精神的に病んでしまい、誰も気づいてくれずやがて仕事ができなくなってしまう可能性があるのです。
つまりは、自分の精神的な管理がしっかりできる人がフリーで仕事をする適性があるといえるのではないでしょうか。
もちろん、フリーランスの適性を判断する項目はそれだけではありませんが、独立して継続的に事業を続けていくにあたっては非常に重要な適性判断の項目になるはずです。これから独立を目指そうという人はもちろん、すでに独立している人も、今一度この精神状態のセルフケアの能力について真剣に検討し、その能力を向上させる努力をすることが必要かもしれません。その能力の向上は仕事のレベルアップにもつながる可能性があるでしょう。